国立療養所山陽病院

山口県宇部市

国立湯田温泉病院と国立療養所山陽荘病院を統合し、呼吸器疾患についての高度で専門的な医療、臨床研究、教育研修などの機能並びに重症心身障害等に関する専門的な医療機能を備えた施設として整備した。
外来部門は、海に向かって傾斜する敷地を利用して広いテラスをもった3階建てを増築し、診療機能の充実を図った。
その海側には、雁行した緩和ケア病棟を配置し、病室からは瀬戸内海を一望する。患者のプライバシーの尊重、療養環境上の快適さの確保を重視し計画した。

構造/規模
RC造 / 地下1階、地上3階
延床面積
31,371㎡
竣工年月
2001年 3月
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