日野市立南平体育館

多摩丘陵の豊かな自然を感じながら、幼児から高齢者までが自由に参加できる市民の拠り所「市民クラブ」。建物を覆う2層から成る「アルミルーバー」は、室内への入射光をコントロールしている。スポーツ空間における“グレアの防止”と、市民活動の発信の場に求められる“開放性・透明性”の両立を可能とした。大空間には、「構造的合理性から導き出した網目状の単層ラチスシェル」を採用。“14.6mの天井高さ”を確保しながらも、“ヒューマンスケールの外観”を創り出した。
全ての機能の起点となる「円形ラウンジ」を中心に様々な市民活動が展開され南平地区のコミュニティが活性化されることを期待している。

構造/規模
RC、S造 / 地上2階
延床面積
5,029㎡
竣工年月
2021年 12月
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