松屋銀座本店
Matsuya Ginza
東京都中央区
窓のグリッドをグラフィック要素として構成した外壁
建物をとりまく庇が、1階と2階を大きく切り替えている。1階庇下は列柱のある回廊で、人を誘い人を溜める懐の深い空間。2階以上の外壁は窓のグリッドをそのままグラフィックの要素として用いた平面構成が印象的。エスカレーター付きの吹抜ホールが高揚感を生んだ。後の1964年、東京オリンピックと東海道新幹線開業にあわせ、再びリニューアルし、松田平田設計が再び増築デザインを担当している。
- 構造/規模
- SRC造 / 地下3階、地上8階
- 延床面積
- 45,659㎡
- 竣工年月
- 1953年 (1964年改修・増築)