四万十町本庁舎

Shimanto Town Hall
高知県高岡郡

地元のヒノキ間伐材を最大限に利用したハイブリッド構造の庁舎

西庁舎には役場機能を、東庁舎には町民支援機能と議会機能を持たせ、それらをJR線路上空の自由通路でつないだユニークな機能構成。免震構造を採用し、RC造・木造柱・鉄骨梁で構成するハイブリッド構造とした。線路側は遮音性に配慮したRC造、歩行者の目に留まる道路側は四万十ヒノキによる木造組柱、その間のロングスパンを鉄骨梁に。それぞれの構造を適材適所で配置している。町内の工場による製材を用いた木造システムを構築し、12cm✕24cmの製材による組柱とした。使用したすべての木材は町有林のヒノキ間伐材のみ。分離発注により、工事に先立ち製材・乾燥した木材を確保した。設計と木材調達業務を同時に進めるため、木材コーディネーターとしての役割を担当。地元森林組合と連携しながら伐採から現場供給までを一貫して担い、品質・数量をコントロールした。内外装・家具に四万十ヒノキを積極的に使用し、木に包まれる空間を実現している。

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構造/規模
RC造、S造、木造 / 地上3階
延床面積
6,100㎡
竣工年月
2014年3月
受賞歴
  • 2014年 高知県木の文化賞
  • 2015年 日経ニューオフィス賞 四国経済産業局長賞
  • 2016年 JIA優秀建築100選
  • 2017年 JIA環境建築賞 優秀賞
共同設計
梅沢建築構造研究所

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