香川県庁舎東館耐震改修が香川県建築士会より令和元年度 建築士会表彰 特別賞を受賞しました。
1958年に竣工した戦後モダニズム建築を象徴する丹下健三の初期の代表作である香川県庁舎の耐震改修工事の設計を行いました。
防災拠点施設の耐震安全性の確保と文化的価値の保存とという命題に加え、庁舎を利用しながらの改修に際し、免震レトロフィット工法を採用しました。
設計に先立つ既存建物の調査には3Dスキャンによる点群データを用いたBIM設計を行い、精度の高い設計を実現しました。
建物寿命を延ばすとともに耐震安全性を加えることで、香川県を代表する建物に大きな持続性を与えることができました。
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