埼玉工業大学34号館 機械工学科総合実験実習棟
埼玉県深谷市
ものづくり精神をはぐくむ中心となる場所「アクティブFACTORY+LABO」
機械工学科の既存棟3棟を1棟に纏めて建て替える計画。主にものづくりの実践をするFACTORY、研究を行うLABOに分かれ、それらの緩衝帯としてホール・廊下ゾーンが建物中央を貫く構成としている。
FACTORYゾーンはPCR梁により無柱大空間とし、様々な活動が一つの空間に展開する事を意図した。
LABOゾーンは二重床対応や給排水や電源の予備を多く見込み、フレキシブルに機能変更が可能な計画とした。
生徒が自由に出入りでき、FACTORYとLABOが見渡せるホールと廊下は、木質化した温かみのある空間とし、ものづくりの実践や研究の発信を共有する場所として捉えた。元来隔てられていた活動が相互に発信・共有され、人・技・知が融合し相乗効果を引き起こす施設。
- 構造/規模
- RC造 / 地上2階
- 延床面積
- 1,990㎡
- 竣工年月
- 2022年2月