笹川平和財団ビル

The Sasakawa Peace Foundation Building
東京都港区

快適性と安全性を兼ね備えた最新オフィスの創出

笹川平和財団ビルは、快適性と安全性を兼ね備えた最新オフィスの創出をテーマとし、機能的で使いやすさを追求した施設計画、新社屋にふさわしい存在感、BCP対策、環境配慮を具現化する設計を行った。
使いやすさを追求した執務空間は、柱型が室内に出ない、細柱を用いた外殻フレーム構造とした。端正なファサードデザインと直達日射を遮蔽する環境装置としての機能を融合する合理的な建築、構造、環境設備計画の統合を図った。
BCP対応として、免震構造の採用、電力供給の多重化、帰宅困難者対応スペースの確保等安全安心な施設づくりに加え、区に提供する防災備蓄倉庫を設け地域防災にも配慮している。
環境配慮の観点からは屋上・壁面緑化、自然換気等、環境負荷の低減を積極的に行うことと執務室の天井高3m確保、HDZの設定等、ゆとりのある計画とし、建築、設備の更新性を高めた長寿命なオフィスとしている。

構造/規模
S造、一部SRC造、RC造、免震構造 / 地下1階、地上12階、塔屋2階
延床面積
9,320㎡
竣工年月
2015年8月
受賞歴
  • 2015年 照明普及賞
  • 2017年 日本免震構造協会賞作品賞
共同設計
共用部内装:リッソーニアソシエイツ

この記事に使用されているタグ

PAGE TOP