横浜能楽堂

神奈川県 横浜市

横浜能楽堂は伝統芸能の継承と発信を担う施設であり、本舞台は、関東最古の能舞台として横浜市指定有形文化財に指定されている。
既存建物の価値と空間の質を損なわないよう、元設計者の思想を受け継ぎ、かつ、関係者の助言を得ながら計画を推進した。
照明計画においては、やわらかな光の中に舞台が浮かび上がる創建当時の光天井による空間演出を引き継ぎつつ、LED化を採用することで、照度や色温度を自由に調光・調整できる環境を整備した。
また、特定天井の改修は、築約150年の能舞台を傷つけないように進める難工事であり、能舞台を一度解体、保存して改修するのではなく、天井の裏にある骨組みから足場を吊ることで、解体せずに済む工法を採用した。
このように、文化財としての能舞台を守り、既存建築の意匠性を保ちつつ、現代の安全基準や維持管理性を高めた改修を実現している。

構造/規模
RC造/地上2階 地下2階
延床面積
5,695㎡
竣工年月
2026年 3月リニューアル [竣工1996年3月]

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