つくば外国人研究者用宿舎
(二の宮ハウス)

JST International Residence for Researchers Ninomiya House
茨城県つくば市

世界各地から訪れた研究者が集まって住む、という特殊性をよりどころに「思い切った共用空間を持つ住宅モデルを実現し共棲のメリットを極めること」を目標とした。
施設内外に多様な共用空間をちりばめているが、中でも住居をロの字型に配してできた中庭(パティオ)が居住者連帯意識醸成と交流のシンボル空間となっている。ここでは「包み込まれながらも開放されている」という程よい空間の広がりを実現するため、立体的な展開の上に日や陰の動き、季節の移ろいといった時間的要素を強く意識し寸法、比例、素材の検討を行った。

構造/規模
S、RC、SRC造 / 地下1階 地上9階
延床面積
12,989㎡
竣工年月
2001年 3月
受賞歴
  • 2002 公共の色彩賞
  • 2002 茨城建築文化賞 優秀賞
  • 2003 日本建築学会 作品選集選定
共同設計
丸川設計
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