埼玉工業大学ものづくり研究センター

Manufacturing Research Center, Saitama Institute of Technology
埼玉県深谷市

集成材樹状柱と一般流通材による木造大空間

埼玉工業大学の40周年、母体である学校法人の110周年の記念事業として建築。埼玉県のものづくり分野への人材輩出を理念に掲げる同大の活動を広くアピールする施設として、木構造デザインと積極的な環境配慮技術に取り組み、展示スペースを中心とした開放的なプランニングを行った。木構造については東京大学の稲山正弘教授からアドバイスを受け、使い勝手については大学と打ち合わせを重ねた。結果、大樹に見立てた4本の樹状柱を中心とした展示スペースを4つの研究室が取り囲むプランが完成。文字通り大きな森の木の下に集まるイメージに。
4つの樹状柱は互いに支え合いながら大屋根を支えるだけでなく、一体の大空間である展示スペースを、4つの研究分野ごとの活動スペースとして緩やかに区分。同時に、空間に明快な中心性を与えている。中心スペースでは、同大の研究活動の象徴ともいえる展示を行ってきた。樹状柱とラチス壁などの木構造を積極的に見えるよう、外壁にはガラスのカーテンウォールを採用。一方で、内部の居住環境を犠牲にしないために複数の環境配慮技術を組み合わせている。

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構造/規模
木造 / 地上1階
延床面積
1,029㎡
竣工年月
2016年7月

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