「まちと公園をつなぐ」
エコルとごしはそのプロジェクトの初期段階から「まちと公園をつなぐ」をコンセプトに設計を進めてきました。
今回、まちと建物、建物と公園の関係をダイナミックにお伝えするべく、品川区様、エコルとごし様の許可/ご協力のもと、ドローンを用いて建物内外を自在に移動する Fly -through 動画を作成しました。
まちとエコルとごし、エコルとごしと公園の間を、鳥や風のような視点でご覧いただくことができます。
エコルとごし紹介動画をご覧いただけます(外部リンク)
YouTube MHS公式チャンネル へのリンク
点群データを用いた設計段階での検証
計画段階では公園の樹木の位置のみならず枝ぶりまで3Dスキャンを用いて点群データ化し、BIMモデルと合成し、3D、平面的、断面的に計画建物と大樹の関係性の検証を行い、残置できるもの/一部枝払いすることで残置できるもの/移植が必要なものを正確に把握しながら設計を行っています。
点群データを用いたBIMモデルにより、大樹保全の精度の高い検証ができ、公園環境と調和する今回の建物計画の設計には不可欠でした、Fly-through動画によりその成果をご確認いただけます。
MHSが志向する
ZEBと快適性の両立
エコルとごしは、計画段階において般建物と比較して年間の一次エネルギー消費量を85%削減することによりまた竣工時に設計値として基準一次消費エネルギーに対し91%の削減を成し遂げています。
その後、運用開始後1年を経過したR4年度の運用実績がまとめたところ、設計値を大きく上回る97%削減とほぼ100%に近い削減が実現していることが確認されました。
MHSでは、区・運営者をはじめとした関係者と、エネルギー使用量等をクラウドで管理するとともに、定期的な会議体に出席し、空調機器を含むZEBに関わる設備機器全般の運用上の工夫等の試みに参加しました。
エコルとごしの広報のご担当様は
「この建物に赴く前は、ZEBの建築と聞いてどんな要塞のような建物だろうと警戒していましたが、
私でも知っているような身近にある工夫が数多く施されていて、それらをバランスよく組み立てることで、環境に配慮しながらこんな心地いい空間が出来上がるのだと驚きました。」
「実際、この建物から学ぶことは多く、子供たちは将来の自分たちに何かを持って帰ってくれると思うし、『今度家を建てるのだが、参考にするために来た』と言ってくれた人もいました。」
と語ってくださっています。
MHS紹介動画「MHS Movie Scene02」にてインタビュー内容をご覧いただけます(外部リンク)
YouTube MHS公式チャンネル へのリンク
MHSが目指す、省エネルギーでありながらユーザーが健康かつ快適に過ごせる建築室内環境を最も効率よく提供していくことができたと確信しています。
今回の動画には、快適に施設を利用しながら、環境について様々な形で体験/学習している子供から大人まで多くの方の笑顔をご覧いただけます。
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